米国の対中関税と日米首脳会談

昨日17日、米国が対中国の関税第3弾を発動。しかし市場の同様は少なく、今の所影響は限られています。第3弾という事もありインパクトが薄まっているのかも知れません。

ただし米国の対外貿易政策は引き続き強硬であり、今週から来週に控える日米首脳会談や日米通商会議では日本に対し厳しい姿勢が示されることが予測されます。

もしここで何からの強硬姿勢や決定が示されると、市場はリスクオフに進む可能性も秘めているので怖いですね。対中国で目立った成果が上げられない分を日本に向けるだろうと言う見方もあります。

ただし日米首脳の関係は依然として良好であり、妥協点を見つける可能性も高く、その場合市場には急速に安心感が広がり、リスクオンが加速する可能性が高いです。

今週から来週にかけてはこうしたイベントリスクが大きいため、リスク感応度の高いクロス円で大きな動きが見られるかも知れません。特にボラティリティが大きくなりがちなGBPJPYに注目したいところ。