【エルダー博士】Elder Impulse System
今回も引き続きエルダー博士のインパルスシステムのインジケーターを紹介します。 TradingViewのインジケーター「Elder Impulse System」です。
インジケーター名 - 作者
Elder Impulse System(エルダー博士のインパルスシステム) - samuel16
チャートサンプル
AUDJPYの4時間足チャートにインジケーターをセットしたイメージです。直近の上昇トレンド部分がうまく拾えそうです。色的には白背景の方が綺麗に見えるかも知れません。
インパルスシステム概要
インパルスシステムは、エルダー博士(アレクサンダー・エルダー)の著書「投資苑2(Come Into My Trading Room)」で紹介されたトレーディングシステムです。インパルスシステムは、EMAとMACDヒストグラムの2つの指標の組み合わせから構成されています。EMAは市場のトレンドの判定に用い、MACDヒストグラムはモメンタムの判断に利用します。この2つの指標が同じ方向を指すとき、その方向に従い、同じ方向を示さなくなると手仕舞いシグナルです。
インジケーターの動作
このインジケーターでは、インパルスシステムの状態をローソク足の色として表示します。
- 緑のローソク足 - 買いトレードが行える状態
- 赤のローソク足 - 売りトレードが行える状態
- 青のローソク足 - 様子見
利用方法
インパルスシステムは、市場がトレードを行える状態か、否かの判断基準として利用できます。
- 緑の場合、ショートはNGです(ロングまたは様子見のどちらか)
- 赤の場合、ロングはNGです(ショートまたは様子見のどちらか)
- 青の場合、様子見です
インパルスシステムではシグナルの反対にトレードすることは推奨されません。また複数時間足の確認が必須で、上位足のトレンド方向にトレードを行います。
設定
- MACD Fast Length - MACDの短期EMA期間(デフォルト12)
- MACD Slow Length - MACDの中期EMA期間(デフォルト26)
- MACD Signal Length - MACDシグナルラインのEMA期間(デフォルト9)
- EMA Length - EMAの期間(デフォルト13)
各種色設定が行えます。
スクリプトページ
インジケーターの利用方法(共通)
インジケーターの利用方法は全インジケーターで共通です。下記記事で詳しく解説しています。